こんにちは。トラログです。
カメラ愛機紹介第二弾ということで、今回は私の愛用するフィルムカメラを紹介していきたいと思います。
愛機の紹介
私の使っているカメラは、NikonFE2です。
このカメラは、カメラを趣味にしている父が昔買ったもので、もう30年選手?(発売時期考えればあともう少しで40年か…。)なんだとか。
そんなFE2、最初はもらったままで使ってたんですが、去年の春にNikonの公式のオーバーホールに出しました。
味のあるボディはそのままに、中身はきれいという状態で、テンション上げながらシャッターを切っております。
FE2のスペックをざっくりまとめると…
- 35mmフィルムカメラ
- NikonFマウント
- ファインダー倍率約0.86倍
- 中央重点測光
- 絞り優先AEに対応
- シャッタースピード最高1/4000秒
といったところでしょうか。
私のFE2はこんな感じ
正直、このメカメカしい見た目だけで鼻血ですね。
この辺の塗装が剥げてる感じとか、なんかすごくいいです
ちなみに、Nikonのロゴは現在のデザインよりもこっちのほうが好きです。
こんなに使い込んでても、しっかり動く。日本の古き良きものづくりの息遣いを感じます。
そんなことはさておき、装着しているレンズはCarl Zeiss Planar 1.4/50 ZF T* です。
このレンズ、どうせ落札できないだろうな…と思いながらヤフオクで入札したら落札できちゃったという出会い方だったんですが、今ではめちゃくちゃお気に入りのレンズです。
しかも、このカメラに装着すると、古めかしいメカに上品なレンズが着いて本当にカッコいい!
よく、「Planarは空気まで写す」なんて言われたりしますが、そのとおりかもしれないなと思うようなうっとりする写りをたまにしてきます(自分の腕がまだまだでいつも出せないのが悔しい)。
さらに、MD-12というモータードライブを装着していて、撮ったら自動でフィルムを巻いてくれる仕様。
シャッター切ったときにジャキーンという音とともにフィルムが高速で巻き上がるとすっごく気持ちいです。
ただ、このMD-12というモータードライブは単3電池8本も使うんですよね。正直すごく重たい。たまに外して使ってます(笑)。
そして、いつか充電池とダミー電池で軽量化改造したいなと考えているので、実現したらそれも記事にします。
使用したフィルムと作例を少しばかり…
ネオパン 100 ACROS
このカメラを使い始めたときに最初に装填したのはモノクロフィルムのネオパン100ACROSでした。
買った直後に生産終了のニュースを聞いてびっくりしたのを覚えています。
現在は、ACROSⅡとして復活しているようなので、また買ってみようかな…。
これは、渋谷の街角で撮影したスナップです。神聖なお神輿が出ている横には、俗っぽさの極みラブホテル。
このミスマッチがなんとも言えない面白さでシャッターを切りました。
Velvia100
リバーサルフィルムの写真がすごい綺麗らしいという話を聞いて次に装填したのがこのVelvia100。
現像に出したときに現像代が高くてびっくりしたのは、ご愛嬌です。
しかし、現像して帰ってきたフィルムを光にかざして覗くとびっくり。
なんて鮮やかなんだと、思わず変な声が出ちゃいました。
それでは作例をご覧ください。
これは、大洗あんこう祭に行ったときに何故か日本丸が大洗にいて撮影した一枚。
空の鮮やかな青と船体の白さのコントラストがたまりません。
これは、埼玉古墳群で撮った埼玉稲荷山古墳。
あの、ワカタケル(獲加多支鹵)の「金錯銘鉄剣」で有名な古墳です。
だだっ広い関東平野を治める武蔵の大首長の風格を感じる古墳の姿が色鮮やかに浮かび上がってくるような…?
(やっと、古墳好きな一面を出すことができた気がするのは内緒です。)
まとめ
今回は私の愛機のNikonFE2を紹介しました。
もっともっと使い込んで味のある写真が撮れるようなりたいものです。
今度、フィルムカメラ初心者にありがちな大失敗について記事にしようと思っていますので、ぜひそちらも御覧ください。
ランニングコストがかかるフィルムカメラですが、現像するまでどんな写真になったかわからないドキドキ感はたまりません。
スマホのカメラで十分と思っている人ほど、フィルムカメラのドキドキ感で、「写真を撮る」という体験をより特別なものに感じられるかもしれませんね。
「写ルンです」など初期投資が安いものもあるので、ぜひ挑戦してみてほしいです。
ではまた。
デジタルカメラの愛機紹介も行っていますので、そちらもご覧いただけると嬉しいです。
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