こんにちは、トラログです。
「海外出張に行くことになったけど、何持ってけばいいの?」
海外旅行に慣れている人なら、いつもの持ち物に仕事道具をプラスすればOKという感じかもしれませんが、会社の海外出張が初めての海外という人もいるのではないでしょうか?
トラログは、今年度から異動になり、中国向け法人営業の仕事をしています。
いきなり4月から中国に出張に出かけるようになったのですが、最初は何を持って行ったらいいのか分からず、先輩に色々聞いてなんとか乗り切っていました。
そんなトラログも複数回の出張を乗り越えてきたので、出張初心者の方に向けてトラログの出張持ち物を紹介したいと思います。
初めての出張を控えたあなたの参考になれば幸いです。
持ち物リスト
最初に、リストだけ記載します。
「時間がない!それぞれの解説はいいから、とにかくリストを!」という人向けです。
各項目についての解説は記事の続きに記載します。
- パスポート
- スマホ
- クレジットカード
- ペン
- 服
- 充電器
- 海外対応テーブルタップ
- 本 or iPad
- アメニティ
- 薬・サプリ
- ティッシュ
- マスク
- タオル
- ハンカチ
- ネックピロー
- サングラス
- 水筒
- もしもの時のためのもの
- PC
- 社用スマホ
- マウス
- イヤホン
- スピーカー
- Wi-Fi
- 充電器
- メモ
- 名刺と名刺入れ
- コーポレートカード
海外渡航・生活に必要なもの
さて、まずは海外渡航に必要なものや、生活に必要なものをご紹介します。
これは海外旅行に必要な持ち物でもありますね。
先日、韓国に旅行に行ってきたのですが、このリスト+カメラで参戦して全く問題なしでした。
- パスポート
- スマホ
- クレジットカード
- ペン
- 服
- 充電器
- 海外対応テーブルタップ
- 本 or iPad
- アメニティ
- 薬・サプリ
- ティッシュ
- マスク
- タオル・ハンカチ
- ネックピロー
- サングラス
- 水筒
- もしもの時のためのもの
パスポート
これは言わずもがな、絶対に必要なものになりますね。パスポートがないと出国できません。
空港でのチェックインでも必要になりますので、必ず忘れないようにしましょう。
さらに、中国の高速鉄道に乗る場合は、有人カウンターに行ってパスポートで改札を通ることになりますし、ホテルのチェックインでもパスポートを使います。
ちなみに、日本の出入国の際はスタンプを押すか押さないか選択することができます。原則、押されないですが、カウンターに行けばスタンプを押してもらえます。
トラログとしては、日本のスタンプは押さないのがおすすめ。
中国では、問答無用で出入国ともに赤いスタンプを押されます。そのため、結構なスピードでページが埋まってしまいます。
ページが埋まってしまうと、増補か新しいパスポートの取得が必要になってしまうので、少しでも今のパスポートを長持ちさせるために、日本のスタンプは控えておくのがおすすめです。
スマホ
現代日本の社会を生きる上で必需品となるスマホですが、中国でも必需品です。
むしろ中国の方が、スマホがないと生きづらい社会なのではないかとも思います。
まず、基本的に決済はコード決済になります。飲食店やありとあらゆるショップでコード決済を使うことになると思います。地下鉄などの公共交通機関もコード決済で改札を通過できちゃいます。
また、レストランの注文も席にあるQRコードを読み込んでスマホで行う場合が多いです。
さらに、コミュニケーションにおいても、翻訳アプリがあればかなり安心感がありますね。
飛行機や高速鉄道のチケットを取ったり、運行状況を確認したりするのにもスマホやインターネットが必要になりますから、スマホは必ず持っていきましょうね(持って行かない人なんていないと思いますが…)。
クレジットカード
海外渡航においてはクレジットカードは必須でしょう。
中国において基本的な決済がコード決済だと前述しましたが、そのコード決済に紐づけるためのクレジットカードが必要です。
日本人はAlipay(支付宝)にカードを紐づけて使うのが、最も便利で手軽かなと思います。
ただし、200元を超える高額決済はアリペイ上でカード利用手数料が取られてしまうので、その場合はカードを使う方がむしろ手数料が少なくなるということを覚えておきましょう。
また、クレジットカードには海外旅行保険が付帯していたり、ANAのSFCのように特典が付いているものもあります。そのような特典はクレジットカードを所持していないと効果を発揮しないので、海外渡航の際にも持って行くようにしましょう。
ただ、海外での利用では海外事務手数料やカード会社ごとの為替手数料がかかることは有名ですよね。しかも結構な額が持っていかれます。
そこに関しては、RevolutやWiseという解決策がありますので、ぜひ活用してみてください。
ペン
ペンがこんなに早く登場するのか?という疑問もあるかもしれませんが、ペンは必需品だと思います。
中国の入国時には、イミグレで記入済みの紙の入国カードの提出が必須です。
飛行機の中で入国カードをもらって、事前に記入しておくのがスムーズなので、ボールペンを持参しておきましょう。
また、仕事でもパッとメモを取るのにペンは使いますから、あった方がいいです。
充電器
スマホが必需品だと先述しましたが、スマホは充電しないと使えません。
また、iPadやWi-Fiなど他にも充電が必要な電子機器類は多いですよね。
そのため、充電器類は絶対に必要です。モバイルバッテリーもあると安心ですよね。
コンセントに差す充電器を選ぶポイントは、対応する電圧と出力です。
中国のコンセントは220Vです。日本は100Vですから、日本専用の充電器を指すと電圧が過剰になって事故の危険があります。
最近の充電器には多いですが、100-240V対応などのものを必ず持って行くようにしましょう。
出力は持って行く電子機器の数や、必要な出力によって変わりますが、少なくとも65W以上のものがいいのではないかと思います。
トラログが使っている社用のPC必要なのは65Wなので、それをカバーできるものを持って行ってます。
海外対応テーブルタップ
これは結構見落としがちなのですが、海外対応のテーブルタップはあると超絶便利です。
まず、ホテルのコンセントがちょうどいい位置に必要な数揃っていることは少ないです。
充電器も一つでは足りない場合がありますから、2つ3つコンセントがあるとすごく嬉しいと思います。
また、複数名で出張しているときなどは、会議室のコンセントが少なくて取り合いになることがありますが、このテーブルタップを持っていればヒーローになれます。
さらに、空港ラウンジや高速鉄道のコンセントも複数名で共有することが多いので、このテーブルタップがあるとトラブル回避になります。
なので、テーブルタップは持っていきましょう。
本 or iPad
移動時間って暇ですよね。
飛行機は特にインターネットを使えないので、暇つぶしに困ることが多いのではないでしょうか?
もちろん仕事をする人も多いと思いますが、オフラインでできる作業ってやっぱり限られますから、なかなか厳しいですよね。
そこで、暇つぶしの本やiPad的なタブレット端末を持っていくのがおすすめです。
本やKindleであれば、オフラインでも関係なく楽しめますよね。
iPadなら、事前にダウンロードしておけば動画も楽しめます。
飛行機って映画とか見れますよね?って思う方も多いと思いますが、特に離着陸の前後はアナウンスが頻繁にあるので、コンテンツが途切れ途切れになって楽しめないんですよね。
それが、飛行機のコンテンツではなく自分で本やiPadを持参するポイントなんです。
分厚い本にしなければ嵩張りませんから、ぜひおすすめです。
服
文明社会に生きてる以上、服はないときついですよね…。
私が持って行く服類のリストは以下。
- パンツ
- シャツ
- 靴下
- 半袖T
- 長袖T
- 長袖Yシャツ
- 半袖Yシャツ
- ジャケット(感動ジャケット)
- ズボン(感動パンツ)
- ステテコ
- パジャマ長ズボン
- トレーニング用のTシャツ
- プールセット
下着や靴下類は泊数分ではなく日数分持っていきます。要は予備を1日分持っていってます。
中国は飛行機の遅延や欠航がめっちゃ多いので、帰国が1日遅れてしまうことも普通にあります。そのため予備はあった方がいいという結論です。
トレーニング用のTシャツやプールセットというのは、たまにホテルにプールやジム施設があるので、そこを利用する際に使うものです。
冷房の影響や、内陸地域だと夜だけ気温が下がるところもあるので、パジャマ用の長ズボンを夏でも持っていくのがおすすめです。
最後に、仕事用の服としてジャケットとスラックスを持っていきますが、これは良いスーツでなくて良いと思います。ユニクロの「感動」上下で十分です。
中国人は仕事中にスーツを着ない人が多いですし、清潔でない場所も多々ありますので、家でガシガシ洗濯できる「感動」で十分です。
アメニティ
アメニティという表現が適切かどうか置いておいて、衛生用品、液体系のものをコチラに括ってみてます。
- 髭剃り
- 歯ブラシ
- フロス
- 歯磨きペースト
- ワセリン
- 化粧水
- ハンドクリーム
- ジェル(整髪料)
- 目薬
- 日焼け止め
髭剃りは、T字を最初持っていってましたが、中国でXiaomiの小さい電動髭剃りを買いました。
安いのにちゃんと剃れるし、タイプC充電で便利なので、コスパ最高です。最近日本でも購入できるようになったようです。
歯ブラシはホテルでもらえる場合が多いですが、中国のホテルでもらえる歯ブラシはヘッドが大きくて、毛がめっちゃ柔らかいので、好みがある人は日本から持って行く方が絶対いいです。
歯磨きペーストも好みがある人は日本から持っていきましょう。
ワセリンや化粧水は、スキンケアアイテムとして定番ですが、これは持っていった方がいいです。乾燥対策大事です。
乾燥対策続きで、ハンドクリームもあった方がいいかもしれません。なんとなく石鹸で手を洗う回数が増えるので手が気づいたらめっちゃ乾燥してます。
整髪料や目薬、日焼け止めは好みですね。持って行かない人もいると思います。お任せします。
薬・サプリ
薬やサプリは基本的に日本のものを持って行くようにしてます。
漢字の成分表ならなんとなく雰囲気掴めそうですが、やっぱり薬を現地で買うのはまだ勇気が出ないので…。
持って行くのは以下。
- 風邪薬
- 胃腸薬
- 整腸剤
- 鎮痛剤
- 二日酔い対策(五苓散)
- ナイトレスト
そんなに尖った内容ではないと思います。
胃腸薬や整腸剤は、辛かったり脂が多かったりする中国料理に慣れてないうちはあると安心かなと思います。
トイレがいつも清潔とは限らないので、お腹の調子を整えておくのは個人的にめっちゃ重要です。
二日酔い対策としては、五苓散という漢方を持っていってます。中国行くのに日本から漢方持って行くのはなんかウケますね。
中国で会食などすると必ず出てくるのが白酒ですね。度数高い蒸留酒です。これを何回も乾杯してイッキします。
もちろんおちょこより小さい杯で飲むんですが、それでも何回も乾杯してたらそれなりの量になります。なので二日酔い対策は大事というわけです。
ナイトレストはiHerbで購入しているメラトニンのサプリです。睡眠の質は大事なので、ホテルでもよく寝れるように一応持っていってます。
タオル・ハンカチ
特に説明はいらないと思いますが、清潔なタオルやハンカチを持っていると安心ですよね。
ちなみに、中国のトイレにはペーパータオルや手を乾かす機械(ジェットタオル的なやつ)が用意されていることが多いです。
ネックピロー
ネックピローは嵩張るし、なくても寝れるという人も多いと思いますが、あるとやっぱり首への負担が少ないかなと思います。
中国の国内線の飛行機に乗ると、日本の国内線と同じくモニターなんかないですし、椅子も結構ボロいのが多いので、寝心地が良かったフライトって記憶にないです。
また、中国はお隣の国ではありますが、近い上海でさえ3時間以上のフライトですし、深圳や広州なら5時間近くのフライトになってきます。成都とか行くなら乗り継ぎ含めてもっとかかるパターンもあります。
少しでも疲れを軽減できるように持って行くのがおすすめです。
サングラス
この辺は好みですが、内陸地域や南部の夏は日差しが強くて暑くてキツいです。
サングラスで目を労わってあげてください。
水筒
水筒があると結構便利です。
まず空港で保安検査を受ける時に水分を全て失います。
もちろん、飛行機の中ではドリンクサービスもありますが、離陸してからしばらくしないともらえないですよね。
ドリンクサービスが始まるまでに喉が渇いてしまったら地獄ですから、空港の給水機で水筒に水を入れておくのがおすすめ。これがあれば自分の好きなタイミングで水分補給ができます。これがあるのとないとでは雲泥の差です。
また、中国国内ではどのタイミングで飲み物を買えるかは未知数です。安全な飲み物を水筒にストックしておけるのはすごく安心感がありますよ!
もしもの時のためのもの
もしもの時とはなんでしょうか。一番はパスポートの紛失です。
パスポート紛失時は、身分証明ができるものと顔写真とお金が必要になるようです。
もちろん、落としたらまずいですから最低限にしたいところですが、用心して持っていくようにしましょう。
仕事で使うもの
今度は仕事で必要なものを紹介します。
あくまで営業の仕事に必要なものなので、技術者や肉体労働の場合を想定していません。ご容赦ください。
- PC
- 社用スマホ
- マウス
- イヤホン
- スピーカー
- Wi-Fi
- 充電器・海外対応テーブルタップ
- メモ
- 名刺と名刺入れ
- コーポレートカード
PC・社用スマホ
これがないと仕事になりませんね。
特に出張時はリモートワークになりますから、PCやスマホは必須。
忘れないようにしましょう。
マウス
マウスってなんだかんだで便利ですよね。ちなみに私はトラックボール派です。
実は出張時にトラックボールを使用するのはもの凄く合理的なんですよ。
トラックボールは、マウス自信を動かす必要がないので、飛行機や高速鉄道などの狭い机の上でも操作がしやすいですし、なんなら机の上に乗せられなくても膝の上などでも操作できます。
腱鞘炎予防にも良いということで、これを機に使ってみてはいかがでしょう。
イヤホン
イヤホンはリモートワークの必需品ですよね。私は有線と無線の両方のタイプを持っていくようにしています。
無線は充電切れのリスクと遅延がたまにあるので、有線を保険として持っていってます。
無線イヤホンについているマイクの方がノイズキャンセリングマイクだったりするので、会議での音質はいいんじゃないかなと思っている次第です。
また、飛行機で動画を見る時にも有線イヤホンを持っていると活躍します。
備え付けのヘッドホンは造りも簡素で、着け心地も音質も微妙ですが、自分の有線イヤホンであれば、遮音性も高くて聞き取りやすいので、快適にコンテンツ視聴ができます。ぜひ試してみてください。
スピーカー
いわゆる会議用のスピーカーマイクです。机の上に置くタイプのやつですね。
オンライン会議をする際には必需品になります。
お客様の備品を使わせてもらえる場合もあるかもしれませんが、やっぱり自分で持っておくと安心です。
Wi-Fi
インターネットがないとリモートワークはできませんよね。
トラログの会社ではインターネット環境を確保するために、ポケットWi-Fiを支給されています。
プライベートの旅行程度であればeSIMで十分かもしれませんが、仕事ならポケットWi-Fi端末あっても良いかも知れません。充電には気をつけましょうね。
充電器・海外対応テーブルタップ
これは生活に必要なものでも紹介していますので、詳細は割愛します。
自分の使うPCにあった出力のものを選びましょう。
メモ
トラログは、仕事中に紙のメモがあった方がいい派です。
もちろんPCでメモを取るのがメインですが、ちょっとした絵を描いてイメージを伝えたりするのにも紙は役に立ちます。
自分の考えをまとめる時にも一回紙に書くと、うまく前に進むパターンが多いと個人的には感じてます。
バインダーもあると尚良しですね。
名刺と名刺入れ
挨拶の時にはやっぱり名刺を使いますよね。
中国でも名刺の文化はあるようで、名刺交換をすることは多いです。
名刺の在庫管理には気をつけましょうね…。
コーポレートカード
トラログの会社では、海外出張者向けのコーポレートカードがあります。
経費精算の効率化と、海外旅行保険のために持たされています。忘れるといろいろ面倒なので必ず確認しています。
本当は個人のカードを使ってポイントとか貯められたら嬉しいんですが、そういうこと言ったら怒られそうなので黙って利用しています笑
初めての中国出張も持ち物の不安がなければ楽しめる?

初めての中国出張を控えたあなたは、仕事内容の不安より「生きて帰って来れるかな…」の不安の方が多いのではないでしょうか?
トラログもそうでした。先輩と同行だったので幾分かマシでしたが、それでも不安でした。
持ち物は自分を助けるツールでもあります。
この記事が安心安全に初出張を乗り越えることに役立てば幸いです。
ただ、この記事の内容は旅の安全を保証するものではありませんので、その点はご了承ください。
ではまた。
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