こんにちは。トラログです。
最近、ワインを飲むことにハマっていて、新しい趣味になりそうな予感なので記録を残しておきます。
ワインに興味を持ったきっかけ
トラログが、ワインに興味を持ったのは職場の先輩が「ワインエキスパート資格」を持っていると聞いて、「ソムリエ以外にも資格ってあるんだな…」と思ったのがきっかけ。
レストランでリストを見て、ワインをスマートに選べたらかっこいいな…という純粋な憧れもあり、少し勉強しながら飲んでみようと思った次第です。
ワインの勉強に読み始めたもの
トラログが、ワインの勉強のために読み始めたのは下記2つです。
- 漫画「神の雫」
- 『ワインは楽しい!【増補改訂版】絵で楽しむワイン教本』
漫画「神の雫」作 亜樹直 画 オキモトシュウ
昔、父親が漫画雑誌『モーニング』を買っていたときに、ワインの漫画があったのを思い出し、ネットで調べたら出てきた漫画。ワイン好きなら言わずと知れた漫画らしい。
有名なワイン評論家の息子の主人公が、父親の遺した「十二使徒」と「神の雫」と呼ばれるワインをめぐって、ライバルと対決をしながら成長していく姿を描いた漫画です。
いきなり字の多い教本を読んでも、好きになれないと思ったので漫画から…と思って読み始めましたが、普通に面白かったです。まだ読破していないので続きが気になって仕方がない今日このごろです。
そしてこの漫画のいいところは、高級ワインだけでなく、たくさんの安旨ワインが出てくるところ!
漫画に出てきたワインが手の出る価格だったら、きっと見つけたときに買ってしまう気がします。
『ワインは楽しい!【増補改訂版】絵で楽しむワイン教本』
著 オフェリー・ネマン 絵 ヤニス・ヴァルツィコス 訳 河 清美
この本は、メンタリストDaiGoさんの動画内で度々紹介されている、図解の多いワイン教本だそうで、興味を持った人にはおすすめとのことだったので読んでみました。
フランスで一番売れているワインの教科書という触れ込みで、非常に初心者に寄り添った内容でした。
ワインの飲み方、ワイの作り方やぶどう品種、産地の紹介、料理との合わせ方から買い方まで、とりあえず知りたかった内容が網羅されている感じ。詳しい内容もありますが、絵が多く、それを感じさせない工夫が感じられて、スイスイと読み進められました。
自分が特に知りたかった、ぶどう品種とワイン産地について、わかりやすく紹介されていたので読んで良かったと思った一冊です。
まだサラッと読んだだけで、内容の半分も頭に入っていないので、ワインを飲みながらどんどん知識をモノにしてきたいです。
最近飲んだワイン(2月末~3月)
2月末頃からワインを飲み始めたトラログですが、毎週末に1本ぐらいのペースで飲んでいるので、それらを紹介してみたいと思います。
飲んだときにつけたメモを見ながら書いているので、完全に素人の感想です。テイスティングのお作法も勉強中で、基本的に香りや味の表現はひよこクラブですので、お見苦しいかもしれませんが、お許しください。
ドメーヌ・フィリップ・ジラール ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2018
ワインを飲み始めようと思って、最初に買ったのがこのワイン。
「ブルゴーニュのワインってどんなものか、最初に味わってみたい」と相談して、店員さんに勧めてもらったものです。
このワインは、ブルゴーニュワインの格付けだと地域名ワインですが、「アロース・コルトン」という村のぶどうのみを使用して作られているそうで、実質村名ワインというひとつ上の格付けと変わらない品質なんだそうです。コスパワインということになります。
非常に透明度の高い赤色で、ベリーミックスとお花を混ぜたような甘やかな香りを感じました。
酸味が目立つが、余韻は甘い印象。タンニンは強すぎず、締めるべきところを締める感じ。
「17歳ぐらいの端正でいつもニコニコしている子が、好きな子になかなか手を出せない甘酸っぱさ」を感じる、そんな1本でした。
フィンカ・ラ・エスタカーダ テンプラニーリョ 12ヶ月樽熟成 2018
スペインのマドリード近くのラ・マンチャという地域で自社畑のぶどうを使って作られるワイン。
テンプラニーリョという品種のぶどうで作ったワインを、アメリカンオーク樽で12ヶ月熟成して作られるワインなんだとか。
紫に近い赤色で、かなり濃い色をしています。
樽の香りが特徴的で、特に開けたばかりのときには完全に樽の香りに支配されている感じでした。しかし、2日目に飲んだときには、果実の香りがブワッと広がってきて、びっくりしました。
とても果実味が濃い味わいで、時間が立つにつれて甘やかさや果実感が増してくる印象でした。
「最初はダンディな雰囲気を感じていたが、打ち解けてくると、内に秘めた少年の心を見せてくる42歳ぐらいのイケオジ」という印象を受けた1本でした。
シャトー・レ・グラーヴ 赤樽熟成 2016
このワインは、ボルドー右岸(ジロンド川の右岸)地区のコート・ド・ブライという地区の生産者が作っているワイン。ボルドーの五大シャトーがある左岸と対岸の地域のものです。
メルローとカベルネ・ソーヴィニヨンのブレンドで作られ、樽熟成もされています。
色はとても濃く、いわゆるボルドー色でした。
開けてすぐは、香りもあまり立ってこないし、酸味と渋味が強かったです。しかし、二日目以降は、香りが一気に華やかになって、果実味をすごく感じられるようになりました。余韻が長く、熟した果実と少し土っぽい香りも感じました。
「最初はとっつき辛いけど、心を開くととても良くしてくれる30過ぎの先輩」といった印象のワインでした。
シャトー・ド・ペノティエ・赤・樽熟成 2015
このワインは、南フランスのラングドック地方のカバルデスという産地のワインです。
カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シラー、グルナッシュの4種類ものぶどうををブレンドしているワインで、ボルドーの代表品種と南仏の代表品種をブレンドした、ハーフのようなワインです。
色は非常に濃く、茶色に近い赤色でした。
日を追うごとに香りも味わいも変化する面白いワインでした。
1日目はスパイス感のある香りとトマトジュースのような凝縮感のある味わいで、2日目はフルーツの香りが感じられるようになり、余韻に木の香りが感じられるようになりました。
そして、3日めには甘やかなフルーツの香りと、酸の角が取れたまろやかな味わいに変わり、最後にミントっぽい爽やかな余韻が感じられるようになりました。
「やんちゃで男勝りな女の子が、可愛らしい大人の女性に成長していく姿」という印象を受けたワインでした。
ワインは飲んでみなければ分からない!
今回、最近ワインに興味を持ち、勉強しながらワインを飲み始めたわけですが、本で読んで勉強したとしても、飲んでみないと分からないんだなと実感しているところです。
本に、「このぶどう品種で作られたワインは○○の香りがします。」と書いてあったとしても、その香りを実際に飲んだときに感じるかと言われればよくわからないことも多い。
自分の舌や鼻が肥えていないことも原因の一つだと思いますが、そもそも○○の香りが想像できないことも結構あるので、とにかく飲んで感じてみるしかないのかなと考えている今日このごろです。
記事の中でも書きましたが、自分なりにワインのことを表現してみることを練習しています。とりあえず、人に例えてみることにしていて、拙いかも知れませんが、少しでもワインの印象が伝わっていればいいなと思います。
これからも、自分なりに表現しながらたくさんのワインを楽しんでいけたらなと思っています。また、来月に飲んだワインも紹介できたらなと思っています。お付き合いください。
ではまた。
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