【独学】ワインエキスパート2次試験に合格した話

こんにちは、トラログです。

このたび、無事にワインエキスパート2次試験、合格できました!

合格発表から1週間ほど経っていますが、合格体験記として記事にしたいと思います。

回答の状況や、試験当日の雰囲気などを中心に、来年受験する方の参考になるような情報なので、是非最後まで読んでいただければと思います。

なお、学習方法については、長くなりそうなので別記事で詳しくご紹介する予定です。
そちらもお楽しみに。

目次

ワインエキスパート2次試験の結果

試験の結果は、「合格」でした。

ただ、生産年・産地・品種はびっくりするぐらい外していました。

正直落ちたと思っていたのですが、コメントの方向性が大きく外れていなかったのか、運良く合格できたようです。

詳細は下記。

自分の回答

  • 白1 2020 仏 ソーヴィニヨン
  • 白2 2020 豪 リースリング
  • 赤1 2019 仏 シラー
  • 赤2 2020 亜 マルベック
  • その他 ピスコ

公式の解答

  • 白1 2019 NZ ソーヴィニヨン
  • 白2 2021 日 甲州
  • 赤1 2019 米 カベルネ・ソーヴィニヨン
  • 赤2 2018 仏 シラー
  • その他 オー・ド・ヴィー・ド・キルシュ

生産年は赤1のみ正解、産地は正解なし、品種は白1のみ正解です。

正直、白1のソーヴィニヨンしか自信をもって回答できなかったです。

赤はどちらにも濃い赤ワインの無難なコメントを列挙しておきましたが、赤2には乾いた肉のニュアンスが感じられていたので、そちらをシラーと書いておけばよかったなと後悔しています。

まあ、何はともあれ「合格」したのだから、今後もっとセンスを磨けばいいのです。

駆け出し「ワインエキスパート」として、今後もたくさんワインを飲んでいきますよー。

ワインエキスパート2次試験当日の雰囲気

受験を控えている人からすれば、試験当日はどのような雰囲気なのか、気になるところですよね。

私は、会社の先輩から「周りの人がみんなできる人に見えると思うけど、気にしない方がいいよ」とだけ聞いていました。

私なりに、これは先に知っておきたかったというポイントを列挙したいと思います。少しでも参考になれば幸いです。

ワインエキスパート2次試験会場は「目黒雅叙園」

会場は目黒駅から歩いて10分かからないぐらいの位置にある、目黒雅叙園でした。

開場時間が午前11時だったので、少し早めの10時半ごろに会場に到着するようにしました。

10時半の時点で、すでに受験者で雅叙園のロビーは埋め尽くされており、トイレも行列になっていました。

30分前に行けば、ロビーの椅子に座ってゆっくりできるだろうと考えていましたが、甘かったです。

試験前に座って落ち着いていたい人は、かなり早めに会場に到着するか、雅叙園の中のカフェのようなところに入ってしまうのが良いと思います。

ワインエキスパート2次試験の周りの雰囲気

開場前のロビーにはいろんな人がいましたが、同じワインスクールの仲間同士や知り合い同士で群れている人が多かった印象でした。

中には円陣を組んで大きな声で気合を入れている集団もいました。

完全独学の人は、ボッチになるので注意です。

また、まさに先輩の言葉通り、自分よりワイン詳しそうな人がたくさんいて不安になりました。

聞こえてくる会話も、なかなかにハイレベルで不安を煽られる可能性が高いです。もし持っているなら、ノイズキャンセリングイヤホンを使うといいと思います。

ちなみに、私は開場時間までは時間があったので、参考書を見直したり、Youtube講義を聞き直したりしていました。

一つ失敗したなと思うのは、小瓶に詰め替えたワインを少し持って行かなかったことです。

いつも間違える品種の小瓶などを持って行って、直前に再確認しておけば安心感が増していたかなと後悔しています。

ワインエキスパート2次試験会場の中

実際の試験会場は「舞扇」という大宴会場でした。

すごく広くてびっくりしましたが、何よりも最初の第一印象は「寒っ!!!」でした。

おそらく、ワインがぬるくならないように、涼しい部屋にしてあるのだと思いますが、10月の気温に合わせた服装だと少々寒いと思います。

いわゆる調節しやすい服装で、防寒対策した方がいいです。

また、照明のせいか、内装の色のせいか分かりませんが、部屋の雰囲気が多少暖色がかっているので、ワインの色調を判断するのに苦労するかもしれません。

ワインエキスパート2次試験中の感想

試験中の感想は、「時間が思った以上に足りない」です。

正直迷ってゆっくり考えている時間はないです。

まずは、外観、香り、味わいの部分を全種類ささっとマークしてしまってから、余った時間で迷うべきでした。

私は一つ一つのワインに関して順番に迷ってしまったので、最後時間が足りなくなりました。

また、水は何度でもおかわりできるので、積極的におかわりした方が良いです。

私の場合は試験中に、アルコールがどんどん回ってきてしまったので、とってもありがたかったです。

以上、先に知っておきたかったポイントでした。参考になれば幸いです。

ワインエキスパート2次試験の学習方法

私が、ワインエキスパート2次試験対策としておこなった学習方法を紹介します。

詳しくは別記事にしますので、そちらをご覧ください。

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大まかに下記3つのことをやりました。

インプット

  • 知識をつける
  • 実際に飲んで品種の特徴を覚える

アウトプット

  • ブラインドで比較テイスティングをする

インプット

まずは知識面のインプットとして、試験対策の考え方や、テイスティングコメントの選び方、品種の特徴などを学びました。

教材は、ソムリエ佐々木健太氏のYouTube動画「佐々木メソッド」、富田葉子『富田葉子のテイスティング虎の巻』、ワイン受験.comです。

それと並行しながら、教科書的な産地、品種のワインを購入、テイスティングして、外観や香り、味わいの特徴を記憶するようにしていました。

小瓶詰め替えを活用して、いろんな種類のワインをテイスティングすることが重要だったかなと思います。

また、複数のワインを比較しながらテイスティングすることで、よりそれぞれの品種の特徴を掴めるように工夫していました。

アウトプット

アウトプットとしては、ブラインドテイスティングをしていました。実際の試験と同様に時間を測っておこなっていました。

家の人に協力してもらって、数ある小瓶の中から数種類のワインを出してもらい、それぞれテイスティングコメントをつけて、品種を当てる練習をしていました。

出題する側も、問題を出すうちに品種の名前や特徴を覚えてきて、問題がどんどん難化していくのが、面白かったです。

細かい学習方法や、試験対策用のテイスティングの考え方については別記事にしたいと思います。

ちなみに、今回出てきた小瓶詰め替え法の記事はこちら。

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教科書的なワインを飲んで楽しく合格を目指そう!

今回は、回答の状況や、試験当日の雰囲気などを中心に、来年受験する方の参考になるような情報を記事にしました。

とにかく教科書的なワインを飲んで覚えてしまうのが合格への近道だと思います。

ワインを毎日飲んで過ごす日々は本当に楽しいので、来年以降、受験を考えている方はぜひ前向きに検討してみてください。

楽しい日々が待ってますよ?笑

早くバッジが届かないかな…。

ではまた。

一次試験対策の記事は下記。

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